バイクのエンジンが突然かからない?原因の特定から修理完了までの記録

3日ほど前から、バイク(YAMAHA NMAX)のエンジンがかろうじてかかる状態が続いていました。
寒さの影響でバッテリーが弱っているだけだろうと軽く考えていたのですが、ある日突然、まったくエンジンがかからなくなってしまいました。

修理に出すか迷いましたが、幸い自宅に停めてあったため、今回は自分で原因を調べて修理することにしました。

原因の切り分け

エンジンがかからない原因は、大きく分けると次の2通りがあります。

・セルモーターは回るが、エンジンが始動しない
 → エンジン側の問題

・セルモーターが回らない
 → 電装系の問題

今回はセルモーターがまったく回らない状態だったため、故障箇所を以下の3点に絞って確認しました。

① バッテリーの劣化
② セルモーターに電源が来ていない
③ セルモーター本体の故障

① バッテリーの確認

まずバッテリー電圧を測定しました。

ヒューズボックスを開けます。
バッテリー電圧を測定

測定値は 12.82V あり、バッテリーは正常と判断しました。

② セルモーターに電源が来ていない可能性の確認

2-1. ヒューズ切れの確認

メインヒューズおよび各ヒューズを点検しましたが、すべて正常でした。

各ヒューズ点検
メインヒューズ点検

2-2. 各スイッチ・リレーの確認

メインスイッチ、スタータースイッチ、スターターリレー、サイドスタンドスイッチの不具合を疑いました。

ブレーキスイッチを押しながらスタータースイッチを入れると、スターターリレーが作動し「カチッ」という動作音が確認できました。
このことから、各スイッチ類およびリレーは正常と判断しました。

2-3. セルモーターへの電圧確認

セルモーターと電源を接続しているコネクターを外し、テスターで電圧を測定しました。

セルモーター泥除け外し
コネクターを外しセルモーターへの電圧を測定


ブレーキスイッチを押しながらスタータースイッチを入れると、電圧は 0V から 12.22V に変化しました。


この結果から、セルモーターには正常に電源が供給されていることが確認できました。

結論

以上の点検結果から、
原因はセルモーター本体の故障であると判断しました。

3.セルモーターの取り外し

コネクターを外し、セルモーターを取り外します。

5mmの六角レンチで外します。

普通の長い六角レンチでもなんとか取り外しできますが下記道具を使いました。

ユニバーサル六角レンチ構成
ユニバーサル六角レンチ


矢印の部分を六角レンチで外します。

 

取り外したセルモーターです。
セルモーターを分解しました。かなり汚れています。
ブラシが限界まで摩耗しています。


このセルモーターは修理不能につきセルモーターを注文しました。
純正品は高価なので互換品をAMAZONで購入しました。

購入したセルモーター
コネクター接続


セルモーターを取り付けました。


エンジン始動確認

スタータースイッチを押すと勢いよくエンジンが始動しました。
これで作業は完了しました。

以上

 

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